ユーザーの皆様から常に要望として挙げられるのが快適性の問題です。利用者の97%にとって、特に手汗の悩みに関連する快適性が、作業手袋の選択における最優先事項となっています。これには理由があります。
人体最大の臓器である皮膚は、発汗により体温調節を行っています。
人間の皮膚には1cm2あたり平均155個の汗腺がありますが、手に関してはこの数を83%も上回っています。手の甲には1cm2あたり200個、てのひらにいたっては370個もの汗腺があるのです。そこに手袋を着用するのですから、汗の問題が長年にわたり使用者を悩ませているのもうなずけます。今こそこの状況を変えるべき時であると、ATG®は考えます。
AD-APT®が手の動きと温度上昇により活性化され、天然の冷却成分を放出することにより温度と湿度を抑えます。
MaxiFlex®のコーティング構造に使用されているAIRtech®テクノロジーは、連続的トンネル構造の通気孔により、手袋内の空気の質と温度を最適に保ちます。
作業中の手の動きに伴い、フィット性のよいMaxiFlex® 製品のAIRtech®コーティング内のトンネル構造通気孔(特許)から空気が押し出されます。これにより、手の周囲全体の通気性が確保され、湿度を外に排出し、手袋の中の空気の質と温度を最適に保つことができます。この機能は、新しいAD-APT®テクノロジーにより、さらに強化される結果となっています。
マイクロカプセル化とは、極微小物質同士の一方を他方の内に包みこむというプロセスであり、各カプセルはわずか1ミクロン未満~数百ミクロンの大きさです。それぞれにAD-APT® テクノロジーを包含するこのマイクロカプセルは、拡大するとゴルフボールに似た形をしており、表面の凹みの一つ一つが感熱性の被膜となっています。手の温度の上昇に伴い、これらの被膜が刺激され、AD-APT®の冷却剤(エッセンシャルオイル)が皮膚表面に放出されます。
AD-APT®は皮膚温度を下げ快適さをもたらしますが、人体の体温調節機能に悪影響を及ぼすことはありません。
ご使用者からはたいへん好意的な感想をいただいております。フィードバックの内容は快適性の向上、発汗の減少、ドライな状態の持続性、そして快い香りに関わるものが中心でした。
当社MaxiFlex®手袋を長くご愛用の世界各国のお客様より、このような回答を頂きました。
使用者の多くが、特有の匂いについて特に説明がなくともそれが追加的な衛生処理加工に伴うものであると推測していました。
*当社MaxiFlex®手袋を長くご愛用の世界各国のお客様より、このような回答を頂きました**。
**回答は、2014年春のアンケート調査において68名のMaxiFlex®製品ユーザーから寄せられたものです。
当社では、独立非営利組織スキンヘルス・アライアンスとの協働により、AD-APT®テクノロジーに対する認定を取得しています。この認定は、皮膚への安全性、技術研究の健全性、及び国際基準を満たしていることを保証するものです。
そしてATG®社の温度上昇防止の新技術「AD-APT®」を導入した新しいMaxiFlex®は、さらに機能を向上させています。
MaxiFlex® Ultimate™は通気を追求したデザインとして開発され、ドライ環境における精密作業用手袋としてその地位を確立してきました。